special

Adventure proof

 

 

冒険とか秘密とか

チーズケーキとか苺とか

木登りとかプールとか

ブルーベリーとか恐竜とか
I feel you,baby.

How far are you,baby?
ジュリー ソフトクリームが

空飛んでる

この星じゃ珍しくもないことさ

だけど誰一人気付いてない

皆あまりに忙しいから
I feel you,baby.

How far are you,baby?
裏切りとか理不尽とか

ウイスキーとか頭痛とか

色を無くした街とか

それでも続く冒険とか

 

幸せとか夢とか

思い描いたのと違う未来とか

目には見せない涙とか

それでも続く冒険とか
We are adventure proof.
I feel you,baby.

How far are you,baby?

 

詞・曲 福永健人 / airezias

 

 

 

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ライナーノーツ from 渡辺啓太郎

 

ウォータープルーフやUVプルーフみたいに、プルーフっていう言葉は耐久するとか、通じないとか、そういう使い方もする。

一方で、証明や証拠って意味も持っている。
この曲のタイトルについて、どっちの意味なのかってのは聴いた印象によるものだしどちらが正しいとかはもちろんない。
この曲はアルバムの最終局面、いわばクライマックス、締めの位置にあるのだけど、そこでこの曲が何を言っているのか。ここまで6曲を聴き終えた上で、是非耳を傾けてみて頂きたい。
ストレートな曲で、アレンジについても最初のテイクでほぼ完成が見えていた。そういう曲は演奏していても感じられるのだけど、しっくり来る感じが一段違ったものになってくる。

その分最後まで割りと自由に、開放的にやろうという気持ちが大きかったのか、2番サビではVoが歌詞と少し違う風に歌ってみたり、それまでやっていたものとは違うフレーズがレコーディングの段階で採用されたり、最後まで何かを目指すみたいに動きながら収束しない、そういう曲だった。

それと、この曲はラストでギターが重なるところ以外はオケを一発で録っています。なんとなく、そういう形でやるのがしっくりくる曲だったんだと思います。
さてAdventureということですが、夏の川では虫嫌いの僕の脚にかげろうがダイブしてきたり、冬の山では何故かパンツの中まで雪でぐちょぐちょに濡れたり、春の沢では花粉で喉がジャニスジョプリンみたいになったので、僕はそんなにAdventureしたくないです。そう、そういう意味では僕もAdventure “proof”(防・アドベンチャー)です。